日暮里 斉藤湯 460円ドライヤーは10円生ビールは400円
自宅の風呂は追い炊きもできず、何かの不調かお湯を流した後に、時々硫黄の臭いがするのでよっぽどのことがない限りは日々シャワーで済ませており、自宅の浴槽は飾りとなっている。そうかといって湯船が恋しくならないかといえばそうでもなく、ざぶんと浸かってんん〜っと伸びなんかしたくもなる。たまに温泉なんかに行って、すっかり浸かったあとはえも言えない充実感で、ごろんと自販機で缶ビールなんか買って、パカシャっと開けて、部屋に帰る道すがらでちびちびと飲み始めたなんか日なんかもう最高だ。日常でやりたい。これこそが命の洗濯なのだ。
それが日暮里でできる。自宅からそう苦労しない距離でそれができる。日暮里は斉藤湯。リノベーションされた綺麗な建物。炭酸風呂や外風呂がフィーチャーされがちだけど、強烈な電気風呂と、20度前後の水風呂が私のお気に入り。電気風呂はこのまま昇天してしまうのではないかと思うぐらいの電気の圧迫感。手がブルブルと震えるぐらいの強さが最高。水風呂もサウナがないのでこれぐらいの温度がちょうど良い。
この銭湯はフロントにビールサーバーがあって、生ビールが注文できる。のんびりテレビを見て、柿の種をつまみながらビールが飲める。
歴史を重ねた重厚な銭湯も良いのだけど、こういう色々な工夫をしている銭湯に会うとうれしくなるし、応援したくなるので、ついつい通ってしまうなあ。